こんにちは、takamasaです。
周りから言われなくても自分から動ける人のような気が利く人って周りにいらっしゃいますか?
周りの状況をすぐにキャッチして必要なことができることは、簡単なことではないと思います。
もちろん全てがそうなるとは思いませんが、果たしてその必要なことは相手にとって本当に必要なことでしょうか?
今回は、相手への気遣いが相手を弱くしてしまうかもしれない話について考えてみたいと思います。
気遣いをする理由ってなんだろう?
そもそも気遣いする人にはどんな傾向にあるのでしょうか?
誰かの役に立つことで自分の存在を確立させたいという傾向もその一つでしょう。
もし存在を確立させることが自分の軸にあるとしたら、相手の事情関係なく自分がやりたいだけになってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
例えば、寒い日に友達が寒そうにしていた時に、あったかいコーヒーを買ってきて友達に渡したら「悪いけど飲み物を飲みたい気分じゃない」と拒絶されるという極端ではありますがそんな事例もあるかもしれません。
あるいは、友達に何か必要なものを聞いたら「いらない」と言っても本当は必要そうだなと思って何か買ってきたら「本当にいらない」と拒絶されるなんてことも、、?
もちろん極端な例でありますので絶対そうなるとは限りませんが、自分の良かれと思ったことがかえって余計なお世話になるというのはこのことですね。
相手を弱くするとはどういうこと?
先ほどの例を見た時に、最初に言ってた相手を弱くするわけではないじゃないかと思った方もいるかもしれません。
仰る通り、「さっきの例では」相手を弱くすることには繋がらないと思います。
ということは他にも例があるということですね。
比較的身近な例としては、親が子供のことを思って過保護に育ててしまったら、その子供が自分で考える習慣がつかなくなってしまったとかですかね。
他の例としては、汚い話で申し訳ございませんが何十年もずっと風呂に入ってこなかった男性が、周りから風呂に入った方が良いと散々言われて、嫌々言いながらも風呂に入りその後その男性は亡くなってしまったという話が、一時期YouTubeで話題になってました。
自分の良かれと思ったことが、相手に嫌な影響を与えてしまった例を挙げさせていただきました。
結局のところ相手への気遣いってどうなの?
これだけ自分が良かれと思った気遣いが相手に悪い影響が起こるのであれば、最初からやらない方が良かったのでは?と思うこともあるかもしれません。
結果論としてはそうかもしれませんが、最初から相手がどうなるかの結果がわかることなんてほぼないはずです。
だからこそ、気遣いするときは相手に対する想像力や最初から良い反応を期待しないことだったりなど、自分本位というよりは相手目線だとどうか?という考え方が大切なのかなと私は思いました。
簡単そうでかなり難しそうではありますが、相手に何ができそうかを想像できる人になりたいと思った今日この頃でした。
今回は以上です、ここまで読んでいただきありがとうございました!また次回もお楽しみに!
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